トランクルームに収納できるものとは?収納できないものもある?
公開日:2023/10/15
自宅の収納が不足している場合や、一時的に荷物を預けたいときに便利なトランクルーム。なんでも収納できるイメージがありますが、実は収納が禁止されているものもあります。今回はトランクルームに収納できるもの、収納できないものを解説します。安全に収納するためのセキュリティポイントも紹介するので、ぜひチェックしてください。
トランクルームの収納可能なアイテムとは?
トランクルームに収納できるアイテムは数多くあります。実際の利用者がよく収納しているものをいくつか紹介するので、トランクルーム活用方法の参考にしてください。
衣類・寝具
衣類はトランクルームに収納される定番アイテムです。とくにコート類はかさばるので、衣替えの際に収納すれば、自宅のクローゼットがスッキリ片付きます。来客用など普段使いしていない寝具は、布団圧縮袋に入れて保管するのがおすすめです。
空調や湿度管理がされているトランクルームであれば、カビや虫食いの心配は少ないといえますが、念のため防虫剤を入れるとよいでしょう。
家具・家電
引越しや自宅のリフォームで一時的に使わない家具は、トランクルームに収納するのが便利です。ヒーターやこたつ、扇風機など利用する時期が限られる季節家電も、普段は邪魔になりがちです。トランクルームに収納して使うときだけ取り出せば効率的です。
アウトドア・スポーツ用品
テントやバーベキューセット、スノーボードやサーフィン用品もトランクルームによく収納されています。大きくて場所を取るうえに屋外で使用するものなので、自宅に入れずに保管したいと考える方が多いようです。
季節の行事用品
クリスマスツリーや雛人形、五月飾りは保管に広いスペースが必要なので、トランクルームに収納すると自宅が広く使えます。自宅外で保管してよいか迷いますが、空調や湿度管理がしっかりされているトランクルームであれば保管に適しているといえます。
トランクルームは保管できないものもあるので注意が必要
あらゆるものを保管できると思われるトランクルームですが、保管できないものもあるので、注意が必要です。主要なものを以下で紹介するのでチェックしてください。
現金・貴重品・重要データ
現金・貴重品類は保管できません。貴重品とは具体的に、有価証券、通帳、キャッシュカード、貴金属、宝石、印鑑などです。
その他高価な和服、骨董品も禁止される場合があります。また、重要書類や機密データの入ったディスクの収納も禁止されています。データ・顧客の個人情報などの流出があれば重大な損害となるからです。
ガソリンなどの危険物
ガソリンや灯油、ガスなど揮発性物質は火災の原因となるため保管できません。ライターやマッチなど小さなものであっても禁止されています。暖房器具は保管できる場合が多いですが、必ず灯油を抜いてから収納しましょう。
生もの・植物
生ものや植物は腐敗して悪臭を放つ恐れがあり、ほかの顧客とのトラブルになるので、保管が禁止されています。空調や湿度管理がしっかりされているトランクルームであっても、温度や湿度に変化があるため、衛生面から考えても収納するべきではありません。
生き物
トランクルームはあくまで荷物を保管する場所なので、生き物を預けるのは禁止です。鳴き声がほかの顧客の迷惑になるだけでなく、糞尿でトランクルーム自体を傷める原因になります。引越しなどでペットを一時的に預けたい場合は、ペットホテルなどを利用しましょう。
トランクルームに安全に収納するためのポイント
トランクルームは盗難や破損が心配という方も多いのではないでしょうか。大切な荷物を安全に収納するため、以下のセキュリティポイントをチェックしましょう。
監視カメラ
監視カメラは防犯対策として一番多く扱われています。トラブルがあった際に録画された映像が役立つほか、カメラの存在自体が防犯対策のアピールとなるので、盗難を未然に防ぐ効果も期待できます。
入退室管理
セキュリティカードや鍵による入退室の管理は、屋内型のトランクルームでよく取り入れられています。入退室が記録されるので、利用者によるトラブルがあった際は特定しやすくなります。多くの場合は警備会社が管理しており、非常時に通報する機能もあるので安心感があります。
万が一のときの補償
トランクルームは、あくまでも荷物を保管するスペースを提供しているので、盗難などの被害にあっても荷物に対する責任はありません。しかし、なかには万が一のときの補償があるトランクルーム業者も存在します。契約の際に自動的に付保される場合もあれば、オプションで保険をつける場合もあるので、契約内容は必ず目をとおしましょう。
宅配型トランクルーム
宅配型トランクルームは、収納したい荷物を宅配で送れば専用の倉庫で管理してくれるのが特徴です。荷物を出したいときも宅配で送ってもらうので、利用者も立ち入れないようになっています。
トランクルームに訪れる必要がないのは、手間を大幅に省くだけではなく、トランクルームに入室する人が限られるのでセキュリティ対策として有効といえます。
まとめ
トランクルームに保管できるもの、できないものを紹介しました。安全面・衛生面から収納できないものも一部ありましたが、自宅以外に収納スペースを設けられるトランクルームはとても便利な存在です。
自宅を今より広く快適に使いたい方、引越しなどで一時的に荷物を預けたい方は検討してはいかがでしょうか。安全に荷物を収納するためのセキュリティポイントも紹介しましたので、どの程度のセキュリティが必要か整理してご自身に最適なトランクルームを選んでください。